うさぎのための庭づくりについてお話しします。
うさぎは好奇心旺盛で活発な動物です。
彼らにとって庭は、探検や運動の場となります。
しかし、うさぎを庭で遊ばせる際には、安全性と快適性を確保することが重要です。
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直射日光を避けた涼しい避難所を設ける
うさぎは高温多湿を苦手とするため、直射日光が当たらない涼しい場所を作ることが大切です。
木陰や小屋を設け、常に快適な休憩場所を提供しましょう。
足に優しい芝生のエリアを作る
うさぎは柔らかい地面を好みます。
芝生はうさぎの足に優しく、また彼らが自然に触れ合うことができる素晴らしい環境を提供します。
穴掘りを楽しむが脱走には注意
うさぎは穴掘りが得意です。
穴掘りを楽しむスペースを提供しつつ、脱走防止のために穴掘りスペースの下地はコンクリートや木枠で固めましょう。
フェンスで囲うだけだと、いつの間にか穴を掘り進めて向こう側へ脱走している、なんてこともあります。
うさぎとの安全なお庭時間を守るために避けるべき植物
うさぎの安全を守るためには、植えない方が良い草花についても知っておく必要があります。
うさぎは好奇心旺盛で何でも口にすることがあるため、有害な植物は避けるべきです。
今回は、うさぎにとって危険な植物をいくつか紹介します。
- アイビー(ウコギ科)
アイビーは、うさぎが食べると下痢を引き起こす可能性があります。
観葉植物として人気がありますが、うさぎがいるお庭では避けましょう。 - アロエ(ツルボラン亜科)
個体差によりますが、うさぎがアロエを食べると下痢を引き起こす場合があります。
日頃から便が緩い子には少量でも与えない方がいいです。
体が丈夫な子でも、アロエを大量に食べると下痢を引き起こすので基本的に口に入らないように注意した方が良いです。 - カラジウム(サトイモ科)
カラジウムはシュウ酸カルシウムを含んでおり、うさぎが食べると炎症や尿路結石、腎不全を引き起こすことがあります。
美しい葉を持つ植物ですが、うさぎの健康を考えると避けた方が良いでしょう。 - ポインセチア(トウダイグサ科)
クリスマスによく見かけるポインセチアですが、フォルボールという有毒成分を含んでおり、下痢や炎症を引き起こします。
うさぎが届く範囲には置かないようにしましょう。
その他に、カタバミやオナモミ、スイセンも危険です。
今回紹介した草花は一部にしかすぎませんが、植物が生えている庭でうさぎを散歩させる際には十分に注意しましょう。
基本的に、毒性がある草花はうさぎにも有害なので下記記事も併せてお読みください。
まとめ
うさぎと共に楽しむ庭づくりは、彼らにとっても私たちにとっても喜びです。
直射日光を避け、足に優しい芝生を敷き、安全な穴掘りスペースを提供することでうさぎも人も快適な時間を過ごせます。
うさぎのための庭づくり、ぜひ挑戦してみてください。どうぞよろしくお願いします。
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