レンガブロックを使っておしゃれな花壇を作る方法をご紹介します。
DIYが趣味の方も、これから始めたいと思っている方もこの記事を通して、自分だけの素敵な花壇を作る楽しさを感じていただければ幸いです。
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花壇を作る場所を決める
さあ、すぐ作りましょう!といきたいところですが、まず最初にやるべきは場所選びです。
植えたい草花によって「日差しに強い」「日差しに弱い」「日陰を好む」などがあります。
場所選びと並行して植えたい草花候補も調べておくと良いです。
そのため、場所選びは花壇づくりで一番重要になります。
確認ポイント | アドバイス |
---|---|
日当たりの有無 | 一日の大半が日陰は× 半日陰か木陰が良い◎ |
風通しの良し悪し | 風通しの良い場所が◎ |
水はけの良し悪し | 耕すことで改善できれば◎ 粘土質の場合は砂利や腐葉土を混ぜて改良しましょう |
日陰の度合いについて知りたい方や、どうしても日陰になってしまう場合は下記記事もあわせてお読みください。
デザインを考える
花壇を作る場所が決まったら、次はどんなデザインにするかを決めましょう。
デザインを決めるコツは以下の通りです。
ポイント | アドバイス |
---|---|
テーマを決める | カワイイ、おしゃれ、ノスタルジックなどなんでも◎ |
カラー | テーマが決まると、どんな彩りの花壇にしたいかが見えてきませんか? カワイイ=淡い色という様に自分なりのテーマに沿ったカラーを決めましょう。 |
色数を決める | 色の数が少ないと、すっきりとした印象になり差し色が際立ちます。 同系色にまとめると、統一感のある落ち着いた印象になります。 反対色の草花で植えるとお互いを主張させてくれます(イメージ例:南天の葉と実の組合せ) 色の数が多いと、元気な印象になりますが塩梅を間違えると散らかった印象になります。 |
形を考える | 塀などの境界に沿って作る場合は、難しくありません。 しかし、境界に沿った一部や角花壇を設ける際は、曲線にするか直線状に作るかを決めると◎ 動きのあるデザインにしたい場合は曲線にしたり、ジグザグにすると◎ |
紙に描く | デザインを考えたら、ちゃんと紙にラフを描きましょう。 紙に描き起こすと、想像を具現化する難しさに直面しますが失敗のリスクが減ります。 長さや奥行きも計っておくと尚◎ |
土台を作る

花壇の土台作りは重要なステップです。
水はけや安定性を考慮して、しっかりとした土台作りをしましょう。
このセクションでは、土台作りのコツをお伝えします。
花壇のスペースと土作り
今回は、手軽に花壇が作れるブロックの中でもレンガブロックを使用します。
長方形のレンガブロックを横でも縦でもいいので地面に突き刺していくスタイルで説明します。
その前に、花壇を作る場所を鍬などで耕します。
土は空気を入れるイメージで柔らかくなるように耕し、水はけをよくするようにします。
その際に、土が粘土質だったり古くてかたい状態の場合は砂利や腐葉土を混ぜて改良しましょう。
土を耕す際に、紙に描いたデザインの形を意識して形を整えます。
レンガブロックを突き刺す形で花壇は縁取っていくので、地面よりも低くなるように深さを意識して掘りましょう。
腐葉土や堆肥などの有機質資材を使って土作りをおこなう場合は、植えつけの一カ月前に取り掛かりましょう。
植物を植える深さは、植物を植えた際に地面と同じ高さになるように意識しながら深さは調整しましょう。
そうすることで、すっきりとキレイな花壇ができます。
草花を植える
実際に植える前に、ポットの状態で深さを確認しましょう。
その後、植物同士が成長しても窮屈に見えないように間隔あけて配置し、全体の様子を見ます。
深さや配置場所に問題が無い場合、ポットから取り出し植えていきます。
植える際の穴は、ポットより一回り大きめにし、ポットから苗を取り出す際は逆さまにして傷つけないように取り出します。
根が固まっている場合は、この段階でほぐしてあげましょう。
掘った穴に取り出した苗を入れますが、深く植えすぎても浅く植えすぎてもいけません。
深く植えた場合は根腐れを起こしやすくなり、浅く植えると倒れやすくなり根も乾燥しやすく枯れる原因になります。
植え終わったら、たっぷりと水を与えましょう。
水はけをよくするために耕した柔らかい土の中では、十分に水が行き届いていない可能性があるので根全体に水が行きわたるように丁寧に水をかけてあげましょう。
成長後に背の高くなる草花は後ろへ植え、成長しても低い草花は手前に植えます。
また、数種類の植物を植える場合は開花の時期を考慮して配置すると、季節の変化に応じて開花を楽しめます。
成長するまでは、スカスカに見えて少し物足りないように感じるかもしれませんが、成長速度は速いので成長後の植物を想像しながら配置しましょう。
密集してしまうと病害虫が発生しやすくなります。
まとめ
レンガブロックを使った花壇作りは、DIYの醍醐味を存分に味わえます。
簡単に作れる花壇の作り方を紹介しましたが、花壇の作り方や草花の植え方がわかってきたら自分らしくアレンジを加えて花壇を進化させることができます。
この記事で紹介したポイントを参考にしながら、ぜひ自分だけのおしゃれな花壇を作ってみてください。
皆さんの庭が、より豊かな空間になりますように。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
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