飼い猫を庭から脱走させない庭づくりの工夫とアイデア

飼い猫を庭から脱走させない庭づくりの工夫とアイデア 庭のお手入れ
庭のお手入れ

猫は自由気ままな動物です。
家飼いで、慣れてきたからたまには庭に出してみようと出したが最後、どこかへ行ってしまう場合があります。
ただちょっと散歩に、という子もいるかもしれませんが、飼い主としては帰ってこないかもしれないと心配になりますよね。

飼い主も猫も、ストレスなく庭を満喫できるアイデアと庭の作り方を紹介します。

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猫の行動を理解する

猫は好奇心旺盛で探索を好む動物です。
そして、とても身体能力に優れた動物でもあります。
猫たちの特性や行動パターンを理解することが脱走防止の庭づくりの第一歩です。

すごいジャンプ力!

猫の種類にもよると思いますが、自身の約5倍の高さまでジャンプすることが可能です。
想像以上にジャンプしますね。
そんな中台の上や木の上からジャンプした場合、プラスで背丈の5倍ジャンプできるということになるのでまさに脅威です。

そんな猫は、高いところが大好きです。
大好きというよりも、高所のメリットをよく知っているため、高い場所へ登ろうとします。
自然界の中で高い場所、つまり木の上は獲物を見つけやすいとともに外敵に見つかりにくい場所になっています。
また、高所は見晴らしが良いので見張り場所としても最適です。

すごい足の速さ!

猫は足の速さもピカ一です。
おおよそ48kmの時速で走ると言われています。
運動不足の私では到底太刀打ちできない速さです。
ちなみに、人類最速と言われているウサイン・ボルトが100mで世界一になった時の時速が約37.6kmなので、猫が本気を出して逃走したら人間は勝てません。

すごい瞬発力!

猫はノーモーションから俊敏に動くことができます。
例えば、助走なしにジャンプして高いところへ移動したり、ノーモーションからのギア全開のダッシュ、前触れなく高速猫パンチを繰り出すなどです。
ですので、人間が予測しない行動をすることが想定できます。

例えば、レーザーポインターで遊んでいる最中に壁にレーザーポインターをあてると猫はそのまま壁をよじ登ります。
これは、瞬時に隠していた爪を出し高速で壁をよじ登る脚力がなせる業です。
ちなみに、猫の肉球は肉厚で状況に合わせて筋肉を自由自在に操ることができます。
そのため足場が狭くて不安定な場所でも難なく歩ける仕様になっています。

すごい洞察力!

猫の視力は、近視でおおよそ0.03~0.3ほどと言われています。
しかし、動体視力がずば抜けて良く、人間の4倍もあります。
そのため、足元を瞬時に記憶して下を見ずに獲物に視線を向けたまま歩くことができます。

動体視力が良いので、ヘビと遭遇して攻撃されても華麗に避けることもできます。
その逆もしかりで、獲物を捕獲するのも得意です。

庭と外との境界を設ける

猫の特性について分かったところで、次は庭から脱走させないための対策です。

高い柵を設置する

一番手っ取り早いのは、柵の設置です。
自身の5倍もジャンプできる猫が飛び越えられない高さの柵を設置することで、猫が自宅の庭から脱走する予防策になります。

柵を設置する際の注意点

猫は軟体動物や液体に例えられるほど体が柔らかい動物です。
柵のデザインによっては、猫が通り抜け出来てしまう場合があるので、飼っている猫のサイズ感を考慮した柵選びが重要です。
柵だけでは心もとない場合、ネットと組み合わせることで網目が細かくなり、すり抜け防止になります。

また、柵の近くに木が植えてあると猫は木登りも得意なので、その木を伝って脱走が出来てしまいます。
木を切ることが難しい場合は、木に近づかないように周りに猫が嫌がるハーブなどを植えるか、植木鉢に植えて木の周りに設置しましょう。
猫が絶対寄り付かない保証はありませんが、無防備に木が生えている状態よりは脱走のリスクを下げられます。

猫が嫌う植物を外との境目に植える

猫は、柑橘系の匂いを嫌います。
人間にとっては爽やかで好ましい香りが、動物にとっては不愉快な香りだということは多々あります。

前述で少し触れましたが、柵を取り付けることが難しい場合は猫が嫌う植物を外との境目に植えることも一つの手です。
ただ、飛び越えられては意味が無いため植物を植える際には高さと奥行きのある設計で植えるか、そういう風に成長する植物を選ぶ必要があります。

ローズマリーは低木で且つ、猫が嫌うハーブですが誤飲しても猫には安全な植物なのでおすすめです。
常緑性のある植物なので、1年中庭先で緑を楽しむことが可能です。

維持管理のポイント

庭の維持管理は、猫の安全と脱走防止に欠かせません。
柵やネットを取り付けた場合は、定期的点検を行い猫が逃げ出す隙間がないかをチェックしましょう。
また、植物で対策する場合は有害な植物や危険物がないかも確認しましょう。

まとめ

猫が庭から脱走しないような庭づくりは、愛猫との快適な生活を送るために大切なことです。
猫の特性を理解し、安全な境界を設けることで猫も飼い主も幸せな時間を過ごせる庭が実現します。
猫との共生を考えた庭づくりは、私たちの生活に豊かさをもたらすでしょう。

どうぞ、これらのアイデアを参考にあなたの庭を猫フレンドリーな空間にしてみてください。
皆さんの庭づくりの成功を心から願っています。どうぞよろしくお願いします。

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