プライバシーを守りつつ、庭を美しく彩る「目隠しになる木」についてご紹介します。
目隠し用の対策として、柵派と生垣派で分かれると思いますが、私は生垣に憧れます。
手入れは大変そうですが、敷地に沿ってずらーっと生い茂り整えられた生垣を見ると感動します。
それではさっそく、庭の目隠しになる木について見ていきましょう。
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目隠しになる木の特徴
目隠しになる木は、外からの視線を遮りながら、自然の美しさを庭にもたらす素晴らしい役割を果たします。
これらの木は、葉が密集していること、成長が早いこと、そして四季を通じて常緑であることが特徴です。
また、適切な高さと幅があることで、プライバシー保護に最適です。
・葉が密になり生い茂る
・成長が緩やか
・害虫や病気に強い
・常緑樹
手入れいらずで目隠しに最適な木
忙しい日々の中で、庭の手入れに多くの時間を割けない方には、下記のいずれかがおすすめです。
・ソヨゴ(冬青)
・クチナシ
・イヌマキ(犬槇)
・コニファー(針葉樹の総称)
これらは成長が適度で、剪定の手間が少なくて済みます。
また、病害虫に強く、美しい緑を長期間保つことができます。
高い場所でも目隠しにおすすめの木
2階の窓からの視線が気になる場合は、下記のいずれかがおすすめです。
・シラカシ
・シマトネリコ
・チャボヒバ
・ゴールドライダー
これらの木は高くまで成長し、豊かな葉でしっかりと視線を遮ります。
また、季節の変化を楽しむことができるのも魅力の一つです。
目隠しになる木の育て方
目隠しに適した木は、一年中葉を茂らせ、外からの視線を遮ることができる常緑樹が理想的です。
ここでは、目隠しになる木の育て方についていくつかのポイントをご紹介します。
土壌の状態を確認
まず、木を植える前に、土壌の状態を確認しましょう。
多くの常緑樹は、水はけの良い肥沃な土壌を好みます。
土壌が粘土質で水はけが悪い場合は、砂や有機物を混ぜて改良することが重要です。
また、木によっては酸性またはアルカリ性の土壌を好むものもあるため、植える木に適した土壌かどうかを確認してください。
適切な植え付けの時期を選ぶ
次に、適切な植え付けの時期を選びます。
一般的に、春か秋が植え付けに適しています。
これは、これらの季節は温度が穏やかで、木が根付きやすいからです。
植え付ける際には、根鉢を崩さないように注意し、植え穴は根鉢よりも広く深く掘ります。
これにより、根が周囲の土にしっかりと広がることができます。
水やりは、特に植え付け後の数週間は重要です。
土が乾いたらたっぷりと水を与え、根がしっかりと湿った状態を保つようにします。
しかし、過剰な水やりは根腐れの原因になるため、土の湿り具合を確認しながら行ってください。
剪定と肥料やり
剪定は、木の形を整え、健康を保つために必要です。
目隠しとしての機能を保ちながら、木が適切な大きさに成長するように、定期的に剪定を行います。
剪定の最適な時期は、木によって異なりますが、一般的には冬の休眠期に行うのが良いでしょう。
肥料は、木の成長を促進し、健康を維持するために重要です。
適切な肥料を選び、木の種類や成長段階に応じて施肥します。
多くの場合、春と秋に肥料を与えることが推奨されます。
これらの基本的なケアを行うことで、目隠しになる木は健康に成長し、庭を美しく保護することができます。
まとめ
目隠しになる木を選ぶ際は、成長の速さ、手入れの容易さ、そしてどのような視線を遮りたいかを考慮することが大切です。
自分の庭に合った木を見つけて、快適なプライベート空間を作り出しましょう。
庭づくりは、私たちの生活に彩りと潤いをもたらします。
目隠しになる木を上手に活用して、素敵な庭空間を実現してください。
次回も、庭づくりのヒントをお届けしますので、お楽しみに!
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