庭づくりでありがちな失敗について、皆さんと共有したいと思います。
庭づくりは楽しいものですが、初めてのガーデニングでは「こんなはずでは……」という思わぬ落とし穴があったりします。
そこで、「イケてない庭あるある」と題して、よくある失敗例をいくつか紹介します。
これから、初めて庭造りをされる方や、今まさになにか違うと思っている方は参考にしてみてください。
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植物の選択ミスと単調な花壇
庭づくりで最初につまずくのが、植物選びです。
地域の気候や土壌に合わない植物を選んでしまうと、せっかくの庭が台無しになります。
また、成長した時の大きさを考慮せずに植えてしまうと、他の植物に日陰を作ってしまったり、見通しが悪くなることもあります。
無難に定番の花のみを植えている場合もイケてない庭になる「あるある」です。
定番の花は育てやすく確かに美しいですが、それだけでは庭に新鮮さが欠けます。
また、同じ種類の花ばかりでは見た目が単調になりがちです。
季節ごとに異なる花を植えるなど、変化を楽しむ工夫が大切です。
配置の失敗
植物をただランダムに配置するのではなく、計画的に配置することが大切です。
色のバランス、高低差、そして季節ごとの変化を考慮しないと、一年中楽しめる庭にはなりません。
また鉢植えで植物を育てている場合、ただ並べているだけもイケてない庭になる「あるある」です。
鉢植えは管理がしやすく場所を取らないので人気ですが、ただズラッと並べているだけでは庭の魅力が半減してしまいます。
フラワースタンドやレンガなどで奥行きや立体感を意識して高低差をつけたり、色のバランスを考えたりするだけでぐっと見栄えが変わりますよ。
植物に元気がない・枯れている
水やりは植物にとって必要不可欠ですが過剰な水やりは根腐れの原因になります。
特に雨の多い日本では、水の管理には特に注意が必要です。
その他にも、定期的な手入れが庭を美しく保つ秘訣ですが草取りや剪定を怠ることで、栄養が行き届かず枯れる植物や自由に伸びすぎた枝や茎が景観を損ねる原因になります。
手入れを怠ると、庭全体のバランスが崩れ残念な庭になります。
毎日が無理でも月に一回または2ヶ月に一回「みんなで庭いじりする日」を設けてみると楽しく景観を維持できますよ。
アクセントの不足
庭には、視線を引きつけるアクセントが必要です。
単調な花壇に差し色の花を植えてみたり、オブジェを飾ってみるなどすると、メリハリになります。
アクセントがないと、庭は平凡で退屈な印象になってしまいます。
逆に、小物や飾りばかりで散らかりすぎる印象になるのも注意が必要です。
庭に小物や飾りを加えるのは素敵なアイデアですが、多すぎるとごちゃごちゃしてしまい、逆効果です。
ポイントは「控えめに足す」ことでアクセントが生きるので、選び抜いた小物を配置しましょう。
まとめ
庭づくりは、計画と愛情が必要なアートです。
上記のような失敗を避けることで、庭はもっと魅力的な空間になります。
失敗は誰にでもありますが、それを乗り越えて素敵な庭を作り上げましょう。
庭づくりの旅は、失敗から学び、成功へと続くのですから。
どうぞ、この記事が皆さんの庭づくりの参考になれば幸いです。
次回も、庭づくりのコツをお伝えしますので、お楽しみに!
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